この資料でわかること
- 90日を使った3段階の移管モデル
- 外注先と共有する受け渡し条件
- 社内担当者の習熟を確かめる項目
- 移管範囲を広げるか見直す判断
90日は、移管を検証する期間として使う
外注から内製へ移す際は、現在の制作工程と判断の所在を整理することから始めます。完成動画だけでなく、企画書、素材、編集の条件、公開前の確認を誰が持っているかを確認してください。引き受ける仕事が見えないまま、外注を止める日だけを先に決めないことが重要です。
ここで示す90日は、本資料の検証モデルを移管の観点で整理したものです。全社が同じ日数で自走できるという保証ではありません。各段階の到達状態を確かめ、必要なら期間や範囲を調整します。契約や素材の利用条件についても、現行の合意内容を確認したうえで移管を進めます。
第1段階・0〜30日:範囲と完成条件をそろえる
最初は、社内で持つ企画判断と、外部が引き続き担う作業を分けます。担当者の時間、使用するツール、確認者、素材の保存先を決め、最初の企画を準備します。外注時の品質を曖昧な理想にせず、何を満たせば公開できるかを言語化してください。
移管する工程には、見本と必要な入力情報をそろえます。撮影を移すなら台本と必要カット、編集を移すなら素材と表現ルールが必要です。この段階の確認点は、社員が作業の目的と完成条件を説明できるかです。不明点を残したまま担当だけを付け替えないようにします。
第2段階・31〜60日:共同実行で判断を学ぶ
社内担当者が実作業を行い、外部の支援者が必要な場面でレビューする流れを作ります。完成後だけでなく、台本や素材の段階でも確認すると、後工程に大きな手戻りが出る前に課題を把握できます。支援者が代行した作業と、社員が自分で判断した作業を分けて記録します。
修正は理由と一緒に残し、繰り返す問題をテンプレートや確認表へ反映します。予定した作業時間と実際の負担を比べ、兼務でも続けられるかを確認してください。移管の進捗は、本数だけでなく、同じ問題に対して社内で判断できる場面が増えたかで見ます。
第3段階・61〜90日:範囲と本数を更新する
公開後の反応、レビューの往復、担当者の負荷を振り返り、次に社内へ移す工程を選びます。品質が安定しているか、担当者が不在でも情報を追えるか、外部への質問がどこに残っているかを確認します。期限に達したという理由だけで、すべての支援を終了する必要はありません。
判断は、内製を続ける、役割を変える、外注を増やす、制作形式を変えるなどから選びます。変更した範囲とその理由を記録し、次の確認日を設定します。段階的な移管の目的は外注をなくすこと自体ではなく、自社の目的と体制に合う制作の分担を、実行結果から決められる状態をつくることです。
実務で使うときは、PDFを手元に。
本資料は全16ページ。社内の検討や振り返りに合わせて、必要な項目から読み進めてください。
16ページのPDFを見る



