この会話の登場人物

よもぎ

35歳・女性・広告代理店の営業職として働く正社員・好きな食べ物はツナ

hikaru

36歳・男性・3社経営代表の異端児・趣味は海外旅行

解説用の会話です。実際の相談やお客様の体験談ではありません。構成例・撮影例は編集部の提案です。

TikTokのUGCと、企業が依頼するUGC風動画は区別する

よもぎ

商品を使っている投稿を集めれば、UGCの広告が作れますか?

hikaru

まず、顧客が自主的に発信した投稿なのか、企業が依頼した投稿なのかを分けよう。見た目が似ていても、作られた背景は違うよ。自社が台本を用意して出演者に撮ってもらう動画を、自然に集まったお客様の声として扱わないことが大事だね。

よもぎ

商品を渡して感想をお願いした場合は、どう考えますか?

hikaru

無償提供なら必ず自主投稿になる、とは言えないよ。消費者庁のQ&Aでは、依頼の内容や関係性など個別の事情で、事業者の表示に当たる場合があると案内しているんだ。依頼の段階から、表示や掲載条件を確認して進めよう。

投稿を集めるときは、良い評価を条件にしない

よもぎ

ハッシュタグを付けて、おすすめの感想を投稿してもらえばいいですか?

hikaru

どんな投稿を依頼するか、応募条件や表示の考え方を先に整理しよう。良い感想だけを求めると、自由な意見とは違うものになるよ。集まった投稿の数より、どんな立場や条件で書かれた内容なのかが分かる状態にしたいね。

よもぎ

気になる点が書かれた投稿は、使わなければいいのでしょうか?

hikaru

企業の紹介で何を選ぶかと、全体の評価をどう見せるかは別だよ。都合のよい一部分だけ切り取って、元の感想と違う意味に変えないようにしよう。紹介する投稿の選び方や、商品提供の有無なども確認しておきたいね。

UGCの利用許可は、転載・編集・広告を分けて取る

よもぎ

公開されている投稿なら、企業アカウントでも紹介して大丈夫ですか?

hikaru

公開されているだけで、自由に転載や編集ができるとは考えない方がいいね。使いたい動画、掲載先、編集の有無、期間、広告利用を具体的に確認しよう。投稿者の名前を出すか、動画をどこまで切り出すかも残しておくと行き違いを防ぎやすいよ。

よもぎ

投稿者が了承すれば、音楽や一緒に写る人も大丈夫でしょうか?

hikaru

そこは別に確認しよう。投稿者自身が許可できる範囲とは限らないよ。音楽や写真、他の出演者など、素材ごとに利用範囲を点検するんだ。条件が分からない部分は、そのまま広告に使わず、差し替えや別の撮影を検討したいね。

TikTokのUGCは、顧客が何を確かめているかの発見にも使う

よもぎ

許可が難しくて広告に使えない投稿は、活用できないのでしょうか?

hikaru

投稿そのものを使わなくても、どんな点で迷い、どんな使い方に関心があるかを考える材料にはできるよ。ただし、個別の発言や映像を無断で流用することとは分けよう。見つけた疑問を、自社の商品情報と照らして別の解説企画にする方法があるね。

よもぎ

顧客の投稿が少ないときは、何から始めればいいですか?

hikaru

まずは社内にある問い合わせや使い方の質問も集めよう。UGCがたくさんあるように見せかける必要はないよ。ショート動画屋さんへ相談するなら、使える投稿の条件と、別途制作する動画を分けて伝えよう。自主投稿とUGC風の制作を混同せずに進められるね。