この会話の登場人物

よもぎ

35歳・女性・広告代理店の営業職として働く正社員・好きな食べ物はツナ

hikaru

36歳・男性・3社経営代表の異端児・趣味は海外旅行

解説用の会話です。実際の相談やお客様の体験談ではありません。構成例・撮影例は編集部の提案です。

ROASが高くても、利益が残るとは限らない

よもぎ

ROASが高ければ、利益も増えたと言えますか?

hikaru

売上基準のROASだけでは言えないよ。広告経由売上を広告費で割った比率と、原価や配送費を引いた利益は違う。値引きで売上が増えても、粗利が薄くなれば事業の判断は変わるんだ。

よもぎ

どの数字を並べると、改善の方向が見えますか?

hikaru

購入件数、平均注文額、値引きと返品、粗利を並べよう。セット販売で客単価が上がったのか、購入率が下がっているのかを分けるんだ。広告の計測に売上額を送っているのか、粗利などの価値を送っているのか、計測設定も確かめたいね。

購入件数と客単価を分けて、売上の変化を見る

よもぎ

セット商品の売上が増えたら、動画の成果と言えますか?

hikaru

広告への帰属と、施策の原因は分けよう。購入件数が増えたのか、注文額が増えたのかを見て、価格や特典の変更も確認するんだ。動画と同時に値引きしたなら、動画だけで売れたとは断定しにくいね。

よもぎ

返品前の売上を使ってもよいでしょうか?

hikaru

速報として使うなら、その旨を明記しよう。返品やキャンセル後の確定値も残すんだ。送料、値引き、税の扱いをそろえ、広告費との期間も確認したい。速報値と確定値が混ざると、見かけの改善になる場合があるよ。

商品別の粗利と、広告への帰属を確認する

よもぎ

ROASを上げるために、安い商品だけ止めますか?

hikaru

商品ごとの粗利と一緒に買われる物も見よう。入口になる商品を止めると、注文全体が変わる場合があるね。確認できる注文データから、単価の差なのか、数量の差なのかを分けて判断するんだ。

よもぎ

リピーターの売上も広告成果へ入れてよいですか?

hikaru

設定上の帰属と事業判断を分けよう。広告に帰属した売上でも、広告がなければ起きなかった売上とは限らない。新規と既存を区別できるなら分け、媒体ごとの売上を足すときは重複も確認したいね。

セット訴求の成果を、売上と利益の両面で判断する

よもぎ

セット訴求を続けるか、どう判断しますか?

hikaru

売上ROASだけでなく、購入件数、注文額、粗利を並べよう。セットで利益が残るのか、値引きで売上だけ増えたのかを確かめるんだ。既存顧客と新規顧客を分けられるなら、両方の変化も見たいね。

よもぎ

利益も考えた動画制作は、どう相談しますか?

hikaru

ショート動画屋さんへ、売りたい商品、組み合わせる理由、価格条件、購入前の疑問を共有しよう。社外に出せる範囲の採算条件も添えれば、安さだけに頼らない実演を考えやすい。ROASの集計条件は運用担当とそろえたいね。