AIでショート動画はどこまで作れる?人に任せたい5つの工程

AIをショート動画の企画・台本・撮影・編集に使う際の役割分担を解説。顧客理解から公開判断まで、人が確認したい5工程と、発注前に決める確認表を紹介します。
この記事でわかること
- AIショート動画は「全部任せる」前に目的を決める
- 人に任せたい5工程は、顧客理解から公開判断まで
- AIへ渡す情報と、渡さない情報を分ける
- 最初の一本で、時間と修正の両方を記録する
目次
この会話の登場人物
35歳・女性・広告代理店の営業職として働く正社員・好きな食べ物はツナ
36歳・男性・3社経営代表の異端児・趣味は海外旅行
よもぎとhikaruによる解説用の会話です。実際のお客様や加盟者の発言ではありません。比較表・作業例は編集部の判断の手引きです。AIの利用だけで品質や成果が決まるとは限らず、案件と体制に応じて人が確認します。
AIショート動画は「全部任せる」前に目的を決める
よもぎ
AIなら、企画から公開まで全部任せられるんですか?
hikaru
一連の作業を自動化する方法はあるよ。ただ、何を伝えたらお客様の判断が進むかは、先に人が決めたい。作れることと、その会社に必要な動画であることは別々に確かめよう。
よもぎ
では、最初にAIへ何を渡せばいいですか?
hikaru
誰に見てもらうか、その人が困る場面、見た後に取ってほしい行動の3つだね。例えば「忙しい店長へ、棚卸しの手間を減らす仕組みを伝え、説明ページへ案内する」。ここまで絞ると案を選びやすいよ。
人に任せたい5工程は、顧客理解から公開判断まで
よもぎ
人が見るところを増やしたら、効率化にならない気もします。
hikaru
全部を手作業へ戻す必要はないよ。顧客理解、訴求の選定、撮影する根拠の決定、表現の最終確認、公開承認の5つで判断者を決める。候補出しや整理をAIへ任せれば、判断に時間を使えるんだ。
よもぎ
撮影する根拠というのは、どういうことですか?
hikaru
「軽い商品」なら持ち上げる様子、「操作が簡単」なら実際の手順だね。生成したきれいな映像だけでは、実物で確かめたい疑問に答えられないこともある。何を証拠として見せるかを決めよう。
| 工程 | AIで補助する例 | 人が判断すること |
|---|---|---|
| 1 顧客理解 | 許可済みメモの論点整理 | 本当に困っている状況か |
| 2 訴求の選定 | 切り口の候補出し | 今回の一本で答える疑問 |
| 3 根拠の決定 | 撮影リストの整理 | 実物・実演が必要な場面 |
| 4 表現の確認 | 字幕や言い換えの候補 | 事実・自然さ・誤解の有無 |
| 5 公開承認 | 確認項目の一覧化 | 掲載する内容と責任者 |
AIへ渡す情報と、渡さない情報を分ける
よもぎ
顧客の商談メモをそのまま入れたら、早く企画できそうです。
hikaru
早く整理できても、入力してよい情報かを先に確認しよう。個人名、連絡先、未公開の価格や契約内容は特に注意したい。会社で利用を認めた環境と、必要な範囲の情報で作業するのが出発点だよ。
よもぎ
名前だけ消せば、入力しても大丈夫ですか?
hikaru
それだけで十分とは限らないね。役職や案件の組み合わせで相手が分かることもある。利用目的や契約、サービスのデータ利用条件も見て、判断が難しい情報は管理担当へ確認しよう。
最初の一本で、時間と修正の両方を記録する
よもぎ
何本か試して、制作時間が短くなれば成功ですか?
hikaru
時間だけでなく、修正の回数と理由も残そう。企画案は早くできても、商品情報の直しに時間がかかるなら渡す資料を見直す。生成時間ではなく、承認までに必要だった時間で比べると実態が分かるよ。
よもぎ
ショート動画屋さんへ相談するなら、何を準備すればいいですか?
hikaru
今の台本や素材、困っている工程、確認を担当できる人を教えてほしい。AIに任せたい範囲も含め、企画・撮影・編集のどこを社内で持ち、どこを依頼するか一緒に整理できるよ。






