この会話の登場人物

よもぎ

35歳・女性・広告代理店の営業職として働く正社員・好きな食べ物はツナ

hikaru

36歳・男性・3社経営代表の異端児・趣味は海外旅行

解説用の会話です。実際の相談やお客様の体験談ではありません。撮影例・構成案は編集部の提案です。

よもぎ

求人の応募不足に、ショート動画をどう使えばいいでしょうか?

hikaru

まず原因を整理して、仕事の様子や応募前の不安を動画でどう伝えるか考えよう。この記事では撮影例と求人へのつなぎ方まで確認していくよ。

求人の応募が来ないときは、まずどこで止まっているかを分ける

よもぎ

求人を出しても応募が来ません。ショート動画で仕事を紹介したら、状況を変えられますか?

hikaru

仕事内容が想像できずに応募をためらっているなら、動画で補える部分はあるよ。ただ、まず求人が見られていないのか、見られても応募されないのかを分けよう。どこで止まっているかによって、作る動画も届け方も変わるんだ。

よもぎ

数字が全部そろっていない場合は、何から聞けばいいでしょうか?

hikaru

まずは募集職種ごとに、直近の求人掲載先、閲覧できる集計画面、応募件数、問い合わせ内容を聞こう。閲覧数が取れない媒体は「未取得」と残す。応募ゼロとデータ未取得を同じにしないことが大切だよ。

よもぎ

その二つで、ショート動画の使い方はどう変わるんですか?

hikaru

求人が見られていないなら、対象者に仕事を知ってもらう短い紹介と、その届け先を考える。見られているのに応募されないなら、研修や一日の仕事など、応募前の疑問に答える動画を求人ページにも添える。まず役割を決めようね。

市場全体の採用データだけで、自社の応募不足の原因を決めない

よもぎ

転職する人が多いなら、ショート動画で会社を知ってもらう機会もありそうですね?

hikaru

市場に動きがあることと、その会社の動画が応募を増やすことは別だよ。厚生労働省の2025年雇用動向調査では、転職入職者数は約506.2万人。これは人の移動を示す数字で、SNS採用の効果を測ったものではないんだ。

よもぎ

全国の数字に加えて、自社では何を確認すると企画につながりますか?

hikaru

募集している地域や職種、勤務条件を見たうえで、応募者から実際に聞かれた質問を集めよう。「未経験でもできる?」「残業は?」といった疑問から、動画で見せる仕事や社員への質問を決める。全国の統計だけで企画を決めないことだね。

動画を作る前に、給与・勤務条件・応募フォームを点検する

よもぎ

閲覧されているのに応募されないなら、会社の雰囲気を見せればいいですか?

hikaru

雰囲気の前に、判断に必要な条件が読めるか見よう。給与の内訳、勤務時間、勤務地、業務内容、応募条件が曖昧なら、求職者は比較しにくい。動画は情報不足を補えるけれど、条件の不一致を隠すためには使わないよ。

よもぎ

条件は書いてあるのに、まだ応募が来ない場合は?

hikaru

スマホで求人を開き、募集内容を読んで応募完了まで進めるか確認しよう。リンク切れや入力エラー、不要に多い入力項目も確認する。テスト応募をするなら採用担当者に伝えて、実際の応募と混ざらないようにしようね。

よもぎ

では、給与や勤務時間も動画で説明した方がいいですか?

hikaru

仕事を選ぶうえで重要な条件は、動画の内容ともそろえよう。たとえば勤務時間を伝えてから一日の流れを見せると、生活との両立を考えやすくなる。ただし、短い動画にすべてを詰めず、詳しい募集条件へ進めるようにしようね。

採用ショート動画の企画例|応募前の不安を撮影する場面に変える

よもぎ

動画で補うとしたら、どんな情報から撮ればいいでしょうか?

hikaru

採用担当者がよく聞かれる質問を一つ選ぼう。たとえば「未経験でもできる?」なら、入社直後の練習、先輩が確認する場面、独り立ちまでの流れを撮る。「丁寧に教えます」だけより、何を支えてもらえるか判断しやすくなるよ。

よもぎ

社員インタビューも、その質問に絞ればいいんですね?

hikaru

そうだね。「会社の良いところは?」だけでなく、「入社初日に何を教わった?」「困ったとき誰に聞いた?」「忙しい日は何が大変?」と聞こう。本人の実際の答えから構成する。理想的な回答をこちらで作らないことも大切だよ。

よもぎ

ドライバーや営業、アルバイトでも、同じ会社紹介動画を使えますか?

hikaru

会社紹介は共通でも、仕事を選ぶ疑問は職種ごとに変わるよ。ドライバーなら配送の流れと荷物の扱い、営業なら商談の進め方と先輩の支援、飲食アルバイトなら最初に覚える作業と忙しい時間帯。実際の仕事に沿って撮り分けよう。

30秒の採用ショート動画の構成例|一つの疑問に答える

よもぎ

撮る場面は分かりました。短い動画にするときは、何から始めればいいですか?

hikaru

一つの動画で、一つの疑問に答えるところから始めよう。「未経験でも働ける?」なら、最初の練習、先輩の支援、仕事を覚える流れに絞る。会社の歴史や福利厚生まで一度に入れると、何を伝えたい動画か分かりにくくなるよ。

よもぎ

その企画なら、30秒でどんな順番に並べればいいでしょうか?

hikaru

たとえば冒頭で「未経験で入ったら、最初に何をする?」と問いかける。次に最初の作業と教わる場面を見せ、最後に募集職種と求人の確認先へつなぐ。30秒は今回の構成例で、必ずその長さにする必要はないよ。

よもぎ

先輩が教えている映像さえあれば、研修の説明として十分ですか?

hikaru

映像に加えて、誰が何を教え、困ったときどう相談できるかも伝えたいね。研修期間や独り立ちの条件は現場に確認しよう。撮影用に一度だけ教えた場面を、普段からある研修制度のようには見せないでね。

採用動画を見た後の求人・応募導線と、募集情報の表示を整える

よもぎ

動画の最後に「詳しくはプロフィールへ」で終わっても大丈夫ですか?

hikaru

そこから募集職種の求人へ迷わず進めるかを確かめたいね。複数職種を募集しているなら、どの職種の動画かも明記する。媒体で使えるリンクの場所や機能は変わるので、公開前に実際のアカウントとスマホで確認しよう。

よもぎ

募集条件はリンク先だけにまとめればいいのでしょうか?

hikaru

リンク先だけで済むとは考えないでね。厚生労働省は、SNSなどで直接募集する広告等自体に、募集主の名称・住所・連絡先・業務内容・就業場所・賃金の表示が必要と案内しているよ。投稿本文も含めて、求人情報の担当者に確認してもらおう。

再生数だけで判断せず、応募につながる改善を続ける

よもぎ

再生数が伸びたら、その動画を増やしていけばいいですか?

hikaru

再生数は入口の一つだよ。求人への遷移、応募完了、面接、採用まで分けて見よう。再生されても対象者が違えば応募にはつながりにくい。応募が少ない段階では率だけで判断せず、実件数や候補者からの質問も合わせて確かめたいね。

よもぎ

効果を比べるために、次の動画では何を変えればいいでしょうか?

hikaru

最初は仮説を一つに絞ろう。たとえば「研修が分からず応募をためらう」なら、研修を見せる企画を試す。同時に給与や広告予算を変えた場合は記録して、応募の増減を動画だけの効果と断定しない。確認する期間と担当者も先に決めよう。

採用動画の企画を相談する前に

よもぎ

制作を相談するには、何を準備すればいいでしょうか?

hikaru

募集要項、応募者からよく聞かれる質問、撮影できる業務を整理しよう。ショート動画屋さんでは、その情報から採用向けの企画・撮影・編集を相談できるよ。作る本数だけを先に決めず、求職者のどの疑問に答えたいかを一緒に考えようね。